前回のGOクラブでは、一般消費者に遺伝子検査サービスを提供してきた23andMe, Inc. (23andMe) が、収集した膨大なSNP情報と患者ネットワークを活用して創薬事業に挑戦することを紹介した。今回のGOクラブでは、23andMeが創薬に取り組むに至った背景と23andMeの価値について考察したいと思う。
2010年からジナリスGOクラブで主に「次世代シーケンサー」に関する記事を提供してきました。その後、次世代シーケンシング技術も一般に普及する段階に入ったことから、2015年から後継シリーズとして 「バイオデジタル革命の夜明け」の記事を提供しています。
2015年4月27日月曜日
2015年4月9日木曜日
遺伝子検査ベンチャー23andMe、創薬に挑む(前編)
消費者向け遺伝子検査サービスで有名な23andMe, Inc. (23andMe) は、2013年末に、米国食品薬品管理局(U.S. Food and Drug Administration, FDA)から、遺伝子検査に基づくヘルスケア情報提供の停止命令を受けて以来、ビジネスモデルの変革を進めている。今年のプレスリリースでは、Genentechの創薬部門の元幹部であったRichard H. Scheller氏を採用し、個人ゲノム情報に基づく「創薬」に挑戦することを発表した。GOクラブでは、「23andMeのビジネスモデル」の最近の変遷について2回に分けて紹介しようと思う。
2015年3月25日水曜日
Quantified Self とは
いよいよApple Watchが今年4月24日に発売されることになり、話題を集めている。すでに発売されている他社のスマートウォッチと同様に、Apple Watchにも「個人の体動や心拍数を計測する機能」が付いている。このように、自己の状態や行動を定量的に計測する“Quantified Self”の流れはますます加速化されるだろう。今回のGOクラブでは、この“Quantified Self”とその計測に用いられるデバイスを紹介する。
2015年3月12日木曜日
10X Genomics、衝撃的デビュー:ショートリード・シーケンサーをグレードアップ!
今年2月25~28日に米国Florida州Marco Islandで開催された“Advances in Genome Biology and Technology Meeting(AGBT) 2015”では、新しい次世代シーケンサーの開発に関して、特筆すべき新技術の発表はなかった。一方で、「Illuminaシーケンサーなどによって得られるショートリードを合成的にロングリードに変える画期的技術」を開発したというベンチャー企業、“10X Genomics”の発表は大きなトピックスであった。同社は、この技術を商品化した機器の販売も行うとしている。今回のGOクラブでは、この10X Genomicsの新技術の話題を提供したい。
2015年2月23日月曜日
次世代シーケンシングを核とする次世代の医療・診断ビジネス
F. Hoffmann-La Roche, Ltd. (Roche) は世界的に著名な製薬・ヘルスケア企業であるが、Rocheが次世代シーケンシング (NGS)に関わるベンチャー企業を次々と買収している。今回のGOクラブでは、このRocheによる企業買収を事例として、「NGSを核とする医療・診断ビジネス」について考察したい。
2015年2月6日金曜日
米国が推進する“Precision Medicine”について考える
米国のオバマ大統領は、「Precision Medicineの推進」に対して215百万ドル(約250億円)の資金を投じることを今年の1月20日に発表した。この“Precision Medicine”という語は見慣れない言葉であるが、今回のGOクラブでは、オバマ大統領が力を入れる“Precision Medicine”について考えてみる。
2015年1月23日金曜日
バイオデジタル革命を先導するlllumina
バイオデジタル革命を牽引する「核」は、やはり次世代シーケンシング(NGS)技術であろう。現在、このNGS技術を利用してビジネスをリードするのはIllumina, Inc. (Illumina)であり、同社は昨年MIT Technology Reviewが発表した50 Smartest companiesの第1位に選ばれた。今回のGOクラブでは、この話題とIlluminaによる恒例の年初の新製品発表を合わせて、Illuminaのビジネスについてレポートする。
2015年1月14日水曜日
~ バイオデジタル革命の夜明け(2015年1月連載開始) ~バイオデジタル革命の夜明け
GOクラブでは、約5年前から次世代シーケンサーの話題を提供してきた。昨年(2014年)の次世代シーケンサーに関するニュースを吟味すると、次世代シーケンシング技術も一般に普及する段階に入ったといえる。このような背景から、「次世代シーケンサーについて語る」のシリーズを終えて、その後継シリーズとして「バイオデジタル革命の夜明け」の記事掲載を始めることにしたい。
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