2016年3月23日水曜日

ロングリード・シーケンシングを可能にする10X Genomicsの新機種"Chromium"の魅力

 前回のGOクラブでは、10X Genomicsの新機種"Chromium"が単細胞RNAシーケンシングで優れた性能を持っていることを紹介した。10X Genomicsが昨年発売した従来機GemCodeが、Illuminaなどのショートリードシーケンサーのデータからロングリード配列を再現することを可能にすることで注目を集めている。今回のGOクラブでは、この新機種Chromiumが、従来機GemCodeと比較してゲノムDNAシーケシングでも進歩していることを紹介したい。

2016年3月11日金曜日

10X Genomics、単細胞RNAシーケンシングを可能にする新機種Chromiumを発表

 10X Genomicsは、昨年のAdvances in Genome Biology and Technology (AGBT) で、ショートリード配列をロングリード配列に変換する技術と機器に関して衝撃的な発表を行った。さらに、今年のJ.P. Morgan Healthcare Conference今年のAGBTで、単細胞(シングルセル)RNAシーケンシングの新技術と新機種Chromiumを発表した。Chromiumは昨年発売した従来機GemCodeと比較してゲノムDNAシーケシングでも大きく進歩している。今回のGOクラブでは、Chromiumに関して「単細胞RNAシーケンシングの話題」を紹介し、次回のGOクラブで「ゲノムDNAシーケシングの話題」を紹介したい。

2016年2月24日水曜日

Illumina、新しい半導体シーケンサーの開発成功を発表!

 Illuminaは、今年のJ.P. Morgan Healthcare Conferenceで、Fireflyプロジェクトと名付けた「新しい半導体シーケンサー」を開発し、2017年の後半に発売する予定であることを発表した。さらに、Illuminaは、Advances in Genome Biology and Technology (AGBT) 2016で、この新しい半導体シーケンサーに関してより詳細な情報を発表した。今回のGOクラブでは、Illuminaの新しい半導体シーケンサーの概要と開発経緯を紹介したい。

2016年2月12日金曜日

Samsung、ヘルスケア向け半導体センサーチップBio-Processorを発表

 世界的に著名な電子製品・電子部品メーカーであるSamsung Electronics(Samsung)が、ヘルスケア向けの新しい半導体センサーチップ"Bio-Processor"の上市を昨年末に発表した。このSamsungの発表を含め、最近のニュースを見ると、モバイルヘルスでも大きな革新が起こることが感じられる。今回のGOクラブでは、このBio-Processorを中心に、Samsungのモバイルヘルスケア事業の取り組みを紹介したい。

2016年1月22日金曜日

Illuminaが新会社GRAILを設立:血液ベースのがんゲノム診断事業は激烈な競争へ

 Illumina, Inc. は年初に新製品を発表することが恒例となっているが、今年は新製品Mini-Seqと新しい半導体シーケンサー技術の実用化に加えて、新会社GRAILの設立を発表した。GRAILは、血液中のセルフリーDNA(cell-free DNA)のシーケンシングに基づく「がん早期診断事業」の開始を目指して活動を推進する。今回のGOクラブでは、GRAILの設立を中心に、血液ベースのがんゲノム診断事業の競合状況についてレポートしたい。

2016年1月8日金曜日

個別化医療について考える(3):個別化医療の将来

 GOクラブでは、これまで2回に渡って「個別化医療の始まり」と「現在の個別化医療」について論じた連載記事を掲載した。今回はその最後の記事として「個別化医療の将来」について考えてみたいと思う。

2015年12月28日月曜日

バイオデジタル革命を先導する企業-ゲノム診断

 GOクラブでは、今年から「次世代シーケンサー」に加えて、「ゲノム診断」、「DTC遺伝学的(遺伝子)検査」、「ウェアラブルデバイス(モバイルヘルス)」、「バイオ分野のビッグデータ解析」などの分野の技術やビジネスについて話題を提供している。今後、これらの分野でGOクラブが注目する企業・組織をリストアップして紹介する予定であるが、今回はゲノム診断ビジネスを推進する企業・組織をまとめてみたい。

2015年12月11日金曜日

Dovetail Genomics、ショートリードシーケンサーのデータから超ロングリード配列を再現

 ショートリードシーケンサーは、置換変異や小さな欠失・挿入変異を高精度に同定することを可能にしたが、ゲノムの大きな構造変化の検出や長いゲノム配列の取得には不向きである。これらの問題を解決する多数の技術の開発が進んでいるが、今回のGOクラブでは、Dovetail Genomics LLC (Dovetail Genomics) が開発した技術を紹介する。