2014年7月23日水曜日

Quasispeciesと医療

 前回のGOクラブでは、Quasispeciesの概要を紹介し、Quasispeciesが主に微生物分野へ及ぼす影響について論じた。今回のGOクラブでは、Quasispeciesが医療分野へ及ぼす影響について概説したい。

2014年7月7日月曜日

Quasispeciesとは

  次世代シーケンサーの普及により、1細胞レベルのゲノム配列の相違が明らかにされるようになった。これに伴い、細胞やウイルスが増殖する際に変異が入ることにより、増殖した集団内でゲノム配列の多様性が生み出される現象が数多く確認できるようになった。この配列多様性を持つ"species"を"Quasispiecies"と呼ぶが、今回のGOクラブでは、Quasispeciesについて紹介する。

2014年6月23日月曜日

次世代シーケンサーの発売を目指すベンチャー企業の動向

 今年初めのGOクラブでは、「新しい次世代シーケンサーの発売ラッシュの年になるか」というタイトルで、今後の次世代シーケンサーの発売に対する展望を述べた。しかしながら、今年春頃から、次世代シーケンサーの発売を目指すベンチャー企業の活動に変調が見られる。今回のGOクラブでは、これらベンチャー企業の動向をまとめる。

2014年6月9日月曜日

遺伝子検査・遺伝学的検査・ゲノム診断について考える(5)

 GOクラブでは、シリーズ記事「遺伝子検査・遺伝学的検査・ゲノム診断について考える」において、4回にわたって遺伝子検査と遺伝学的検査に関する話題について紹介してきた。本シリーズの最終回として、今後の個別化医療と予防医療の推進の軸となる「ゲノム診断」について説明しようと思う。

2014年5月22日木曜日

1,000人ゲノムから100,000人ゲノムへ(後編)

 前回のGOクラブと今年3月24日付のGOクラブでは、英国、米国およびサウジアラビアで、10万人規模の個人ゲノム解読を行い、医療記録などの情報との関連性を調べることにより、疾病原因変異を探索するプロジェクトが多数開始されていることを紹介した。今回のGOクラブでは、Regeneron Pharmaceuticals, Inc. (Regeneron) が推進している10万人ゲノムプロジェクトなど、製薬バイオテク企業が取り組む次世代シーケンシング(NGS)利用プロジェクトについて紹介する。

2014年5月7日水曜日

1,000人ゲノムから100,000人ゲノムへ(前編)

 今年3月24日付のGOクラブで、J. Craig Venter氏が10万人の個人ゲノム情報を解読し、長寿すなわち予防医療・先制医療を目指すベンチャー企業Human Longevity, Inc. (HLI) を設立したことを紹介した。このように、疾病原因変異探索と個別化医療を目指す10万人規模のゲノムプロジェクトが多数推進されている。GOクラブでは、2回に渡って、これら大規模個人ゲノムプロジェクトの概要を紹介したい。

2014年4月21日月曜日

遺伝子検査・遺伝学的検査・ゲノム診断について考える(4)

 医療機関を介さずに直接消費者に対して「遺伝子検査」サービス(以下、DTC遺伝学的検査と呼ぶ)を提供する企業も増えてきている。GOクラブでは、このような状況を踏まえて、これまで3回に渡って、「(1)遺伝子関連検査の概説」、「(2)疾病発症に関わる変異」ならびに「(3)疾病原因変異の探索研究の歴史」を紹介した。今回のGOクラブでは、DTC遺伝学的検査について概説する。なお、本シリーズは3回で完結する予定であったが、今回の記事に加えて「ゲノム診断」を加えた5回シリーズで説明を終える予定である。

2014年4月11日金曜日

遺伝子検査・遺伝学的検査・ゲノム診断について考える(3)

 前々回のGOクラブは、疾病の原因となるゲノム・遺伝子の変異について概説した。この疾病の原因変異の探索方法も時代とともに推移している。今回のGOクラブでは、この疾病の原因変異の探索研究の歴史を振り返って考察してみたい。