2012年11月26日月曜日

GenapSysの次世代シーケンシングプラットフォーム“GENIUS”とは

 米国国立ヒトゲノム研究所(NHGRI)の次世代シーケンシング技術開発の研究グラントである“Advanced Sequencing Technology Awards 2012”を受けた「6種類の新技術」の中に、GenapSys Inc. (GenapSys) が開発を進めている次世代シーケンシング技術である"Gene Electronic Nano-Integrated Ultra-Sensitive" (GENIUS) が含まれている。今回のGOクラブでは、GENIUSプラットフォームを利用した小型ポータブル・シーケンシングデバイスを紹介するとともに、他の技術と比較してみたい。

2012年11月7日水曜日

IntelとPacBioが開発を進める新しい1分子リアルタイムシーケンシング技術」

 2012年9月14日付で、米国国立ヒトゲノム研究所(NHGRI)が新しい次世代シーケンシング技術開発の研究グラントである“Advanced Sequencing Technology Awards 2012”を供与する「6種類の新技術」を発表した。今回のトピックスとしては、インテル(Intel)とPacific Biosciencesが進める新技術の開発が挙げられる。今回のGOクラブでは、インテル(Intel)とPacific Biosciences(PacBio)の話題を取り上げ、PacBioのシーケンサーの将来像を予想してみたい。

2012年10月22日月曜日

Fluidigmが開発した全自動1細胞単離・核酸調製機

 ここ数年、革新的な1細胞解析技術が数多く発表され、GOクラブでも折をみて紹介してきた。10月15日には、米国NIHが「5年間に渡って70億円以上の資金を投じて1細胞解析研究を推進する」ことを発表した。1細胞解析研究の流れはますます速くなるだろう。今回のGOクラブでは、Fluidigm Corporation (Fluidigm)が今年6月13日に発表した「C1 Single-Cell Auto Prep(全自動1細胞単離・核酸調製機)とその機器に利用されている技術」を紹介する。

2012年10月12日金曜日

新しいナノポアシーケンシング技術“Nano-SBS”発表される

 今年2月に、Oxford Nanopore Technologiesが、プロテイン・ナノポアシーケンサーの発売をアナウンスしたときに、世界中に衝撃が走った。今度は、魅力ある有望な新しいナノポアシーケンシング技術(Nano-SBS)が発表された。また、Genia Technologies, Inc. (Genia)は「Nano-SBSを利用した新型ナノポアシーケンサーの開発を推進する」ことを10月3日に発表した。このNano-SBS技術とGeniaのCMOSシーケンサー技術との融合は、シーケンサー市場の地図を大きく変える可能性を秘めている。今回GOクラブでは、このNano-SBS技術とGeniaの新しいナノポアシーケンサーの開発戦略について紹介する。

2012年9月26日水曜日

PathGEN Dxが7万種ヒト病原体の一斉同時検査キットを発売

 前回のGOクラブでは、今年7月12日に、米国のカリフォルニア大学Davis校とFDAの食品由来病原微生物10万種類ゲノムプロジェクトの開始について紹介した。この発表を意識したのかどうかわからないが、8月23日に、シンガポールのベンチャー企業“PathGEN Dx Pte. Ltd. (PathGEN Dx)”が、「AffymetrixのDNAチップを用いて7万種類のヒト病原体を一斉同時検査できるキットを発売する」ことをアウナンスした。今回のGOクラブでは、この病原体キットの内容を紹介するとともに、次世代シーケンサーによる病原体検査との比較について考察してみたいと思う。

2012年9月13日木曜日

食品由来病原微生物10万種類ゲノムプロジェクトについて

 今年7月12日に、米国のカリフォルニア大学Davis校FDA (Food and Drug Administration) が、食品由来病原微生物10万種類ゲノムプロジェクトを開始することを発表した。「ゲノム情報の一部を利用した遺伝子検査ビジネス」と「ゲノム検査(ゲノム網羅的一斉解析)」を同一視している方もおられるが、両者は異なる概念の検査手法である。今回のGOクラブでは、この発表を題材として、オミックスの意味・意義を説明したうえで、食品由来病原微生物10万種類ゲノムプロジェクトの内容を紹介したい。

2012年8月21日火曜日

マイクロ流路技術を用いた1細胞分離とゲノムシーケンシング

 今年6月26日付のGOクラブで1細胞解析の意義について紹介したが、Stanford大学のQuark教授らがマイクロ流路技術を用いてヒト精子を1細胞ずつ分離し、同一男性由来の計91個の精子の全ゲノム配列決定を行った研究成果が7月20日付のCell誌に発表された。今後もマイクロ流路技術を用いた単細胞分離とゲノム解析/RNA解析の研究報告が多くなるだろう。前回のGOクラブでは、1分子DNA解析に利用できるRainDance Technologies(RainDance社と略す)の新しいDigital PCR機器を紹介したが、今回のGOクラブでは、同じRainDanceが開発を進めている1細胞分離技術について紹介する。また、GigaGen, Inc.もMicrofluidics技術を用いた1細胞分離技術の開発を進めているので、GigaGenの取り込みについても紹介したい。


2012年8月8日水曜日

RainDance Technologies の新しいDigital PCR機器

 RainDance Technologies(RainDance社と略す)は、新しいDigital PCR機器である“RainDrop Digital PCR System”のFirst Access Programの開始を7月26日にアナウンスした。6月26日付のGOクラブで、ゲノム/DNAの1分子解析においる次世代シーケンサーとDigital PCRの利用について述べたが、今回のGOクラブでは、この新しいDigital PCR機器を紹介するとともに、次世代シーケンサーとの比較について論じる。