次世代シーケンサーはDNA/RNAの1次構造解析に対して優れた性能を有する。しかしながら、コンティグのde novo Assemblyに関しては、ほとんどの場合、コンティグが連結できない箇所が出てくるという問題が発生する。今回は、この問題の解決に役立つOpGenの1分子DNA構造解析技術と分析機器Argusを紹介する。
2010年からジナリスGOクラブで主に「次世代シーケンサー」に関する記事を提供してきました。その後、次世代シーケンシング技術も一般に普及する段階に入ったことから、2015年から後継シリーズとして 「バイオデジタル革命の夜明け」の記事を提供しています。
2011年3月24日木曜日
2011年3月7日月曜日
Ion Torrent シーケンサーの新チップ Ion 318 Chipが発表される
前々回のGOクラブでは、Illuminaが1月11日に「新型シーケンサーMiSeqシステム」を発表し、その発表がLife TechnologiesのIon Torrent PGMシーケンサーとの対抗を意識したものであることを紹介した。今度は、Life Technologiesが2月23日付けで、Ion Torrent PGMシーケンサー用の新しいシーケンシング用半導体チップ“Ion 318 Chip”の概要を発表した。PGMシーケンサーとIon 314 Chipの正式発売が2010年12月14日であった。その後Life Technologiesは1月に入り、新チップ“Ion 316 Chip”の概要を発表した。そしてあまり時間も経っていないのに、「Ion 318 Chipの内容を紹介するとともに、今年9月からEarly Access Userが利用できる予定である。」と発表した。したがって、Illumina MiSeqを意識した発表であると感じられる。今回のGOクラブでは、Ion 318 Chipの概要を紹介し、Illumina MiSeqとの比較について考察する。
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