前回のGOクラブは、微生物の1細胞ゲノムシーケンシングを取り上げたが、今回は、ヒト細胞の1細胞ゲノムシーケンシングと1ウィルスゲノムシーケンシングについて紹介する。
2010年からジナリスGOクラブで主に「次世代シーケンサー」に関する記事を提供してきました。その後、次世代シーケンシング技術も一般に普及する段階に入ったことから、2015年から後継シリーズとして 「バイオデジタル革命の夜明け」の記事を提供しています。
2011年10月24日月曜日
2011年10月12日水曜日
1細胞からのゲノムシーケンシング (パート1)
最近、1細胞からのゲノムシーケンシングの研究が盛んになってきたので、GOクラブで2回に渡って、この話題について紹介しようと思う。
J. Craig Vneter InstituteのRoger S. Laskenらが中心となって、Phi DNAポリメラーゼによるDNA増幅法であるMultiple Displacement Amplification (MDA) 法を用いて、1個の細菌から染色体DNAを増幅する技術が確立された。この技術を利用して、Harvard Univ.のGeorge M. Churchの研究グループが2006年に1個の細菌のゲノムシーケンシグング技術に関する研究を発表している。Laskenらも1細胞からのゲノムシーケンシングの論文を2007年に発表した。Laskenらは、その後も微生物の1細胞ゲノムシーケンシングの研究を精力的に進めているが、今年の9月18日付のONLINE版Nature Biotechnology誌で、1細胞ゲノム解析専用の新しいde novo assembly技術について発表した。今回のGOクラブでは、細菌の1細胞ゲノムシーケンシングについて紹介する
J. Craig Vneter InstituteのRoger S. Laskenらが中心となって、Phi DNAポリメラーゼによるDNA増幅法であるMultiple Displacement Amplification (MDA) 法を用いて、1個の細菌から染色体DNAを増幅する技術が確立された。この技術を利用して、Harvard Univ.のGeorge M. Churchの研究グループが2006年に1個の細菌のゲノムシーケンシグング技術に関する研究を発表している。Laskenらも1細胞からのゲノムシーケンシングの論文を2007年に発表した。Laskenらは、その後も微生物の1細胞ゲノムシーケンシングの研究を精力的に進めているが、今年の9月18日付のONLINE版Nature Biotechnology誌で、1細胞ゲノム解析専用の新しいde novo assembly技術について発表した。今回のGOクラブでは、細菌の1細胞ゲノムシーケンシングについて紹介する
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