2012年10月22日月曜日

Fluidigmが開発した全自動1細胞単離・核酸調製機

 ここ数年、革新的な1細胞解析技術が数多く発表され、GOクラブでも折をみて紹介してきた。10月15日には、米国NIHが「5年間に渡って70億円以上の資金を投じて1細胞解析研究を推進する」ことを発表した。1細胞解析研究の流れはますます速くなるだろう。今回のGOクラブでは、Fluidigm Corporation (Fluidigm)が今年6月13日に発表した「C1 Single-Cell Auto Prep(全自動1細胞単離・核酸調製機)とその機器に利用されている技術」を紹介する。

2012年10月12日金曜日

新しいナノポアシーケンシング技術“Nano-SBS”発表される

 今年2月に、Oxford Nanopore Technologiesが、プロテイン・ナノポアシーケンサーの発売をアナウンスしたときに、世界中に衝撃が走った。今度は、魅力ある有望な新しいナノポアシーケンシング技術(Nano-SBS)が発表された。また、Genia Technologies, Inc. (Genia)は「Nano-SBSを利用した新型ナノポアシーケンサーの開発を推進する」ことを10月3日に発表した。このNano-SBS技術とGeniaのCMOSシーケンサー技術との融合は、シーケンサー市場の地図を大きく変える可能性を秘めている。今回GOクラブでは、このNano-SBS技術とGeniaの新しいナノポアシーケンサーの開発戦略について紹介する。